マイナスな面をプラスな面に変えると損をしなくなる
物事には、プラスな面とマイナスな面があって、
その一つの物事をどう捉えるかで、
結果、自分にとってプラスになったり、マイナスになったりもします。
つまり、起こった物事自体を変えることはできませんが、
ひとつひとつの物事の結果を自分の捉え方でコントロールし、
マイナスな面をプラスな面に変えることができるということ。
たとえばレストランなどで食事中、
「となりのお客さんがとにかくうるさい。」
声のボリュームはもちろん、フォークやスプーンがお皿に当たったり、テーブルに置いたりする各種物音。
そのおかげでゆっくり食事を楽しむことができなかった。(マイナスな面)
→このような体験を通して、自分がこのとなりのお客さんと同じようなことをすると、周りの人に迷惑になり、
不快な思いを抱かせてしまうといった状況になりうることが想像できるので、
「自分はそうゆう周りの人に迷惑をかける人にはなりたくない」という気づきが得られる。(プラスな面)
これがマイナスに感じたことを、自分のプラスに変えるということ。
なによりこの「となりのお客さん」は、周りから迷惑な人、マナーの悪い人という目で見られることになり、
結果、自分自身が損をしている。
『もしも、自分が付き合っている彼女のご家族がたまたまその場に居合わせていたらどうだろうか・・・』
『もしも、その彼女のご家族と後日会うことになり、目の前にその時の「迷惑な客」が現れたらご家族はどう思うだろうか・・・』
結果、彼は自分で自分の首を絞めることにつながるのである。。。
一例として出しましたが、若かりし頃の私の知人の話であり、実話でありまして。
その後、無事に結婚もし、ご家族とも仲良くやっているようですが、
「マイナススタート」だった為、そこまで行くのに、そして信頼を得るまでにかなりの時間を費やしたのは言うまでもなく。。。
このケースだけではなく、様々なケースが考えられます。
・たとえば、後日面接に行く会社の面接官がたまたまその場にいたら・・・
・たとえば、とても大切なお得意先の関係者の方がたまたまその場にいたら・・・
・たとえば、自分が尊敬する人がたまたまその場にいたら・・・
どこで誰が見ているかもわかりませんし、
どこでどんな出会いがあるかもわかりません。
常に最高の自分で在り、
人に喜ばれたり、感謝される人間で在りたいですね。
マイナスな面をプラスの面にする為に心がけること
まず物事について、プラスの面・マイナスの面をすぐに判断するのではなく、
真ん中の位置、つまりニュートラルな状態に自分を置く。
そして、プラスの面とマイナスの面の両方を見て感じてみる。
そしてそれらを素直に受け止め、吸収する。
マイナスの面から得られるプラスの面にフォーカスする。
(この嫌な気持ちを感じたことで何を感じ取ることができたのか?)
そして、それに気づく。
「気づくだけ」で良いです。
気づくと自分の考えが変わり、行動が変わります。
マイナスな面を最終的には自分にとってプラスの面へ導きましょう!
では今回はこのへんで。