人の見方を変えてみたら自分に余裕が生まれた
突然ですが、以前私自身はとても人に対して批判的というか、
人の悪いところばかりについ目がいってしまう人間でして。
そして、その悪いところについ目がいってしまうおかげで、
仕事中もしょっちゅうイライラしておりました。
そして、自分がイライラすることにより、
自分の仕事がうまくいかないときもあったりして、
さらにイライラ・・・
あっちにイライラ、こっちにイライラ。
今思うと、完全に自分で自分の首を絞めていましたけどね。
当時は、そんなことにも気付かず毎日必死で、色んな角度に目を向けれていなかったので、
結果、ぜんぜん周りを見て感じられていなかったということでしょうね。
なぜ、人はイライラしてしまうのか
たとえば、一緒に働く人に対してイライラが起こるとしたら。
・なにをするにも遅いから?
・やってもいないのに、やろうともしないのにすぐにできないと言うから?
・何かに失敗しても、いいわけばっかりするから?
・自分を守るためなら平気でウソをつくから?
・何かあればすぐに逃げるから?
・・・
人により、イライラするスイッチも違うでしょうし、
イライラする種類やタイミングも色々とあることでしょう。
しかし、ここで大切なのは、自分がイライラしてしまう原因は、相手ではなくて、
実は、自分にあるということ。
以前の記事にあります、なぜ人はイライラしてしまうのか。
でもご紹介しているのですが、
人には「欲求」というものがあります。
そして、その欲求を持っているために、
「自分がしてほしいことが期待通りにならなかったら」イライラが起こってしまいます。
たとえば先程の、
・なにをするにも遅いから?
・やってもいないのに、やろうともしないのにすぐにできないと言うから?
・何かに失敗しても、いいわけばっかりするから?
・自分を守るためなら平気でウソをつくから?
・何かあればすぐに逃げるから?
・・・
というこの一例で詳しくすると、
・なにをするにも遅いから?
→(私の欲求)なんでこんな簡単なことがもっと早くできないんだ!そして、できないのであれば、なぜもっと早くから準備をしておかないんだ!
・やってもいないのに、やろうともしないのにすぐにできないと言うから?
→(私の欲求)どうしてやってもないし、やろうともしてないのに、なんでもかんでもできないと言うんだ!
・何かに失敗しても、いいわけばっかりするから?
→(私の欲求)自分の失敗を他のせいにばっかりにして!ごめんなさいの一言で周りの気持ちは変わるだろうが!
・自分を守るためなら平気でウソをつくから?
→(私の欲求)自分が悪く思われたくない気持ちが強すぎて、すぐバレるようなウソを平気でつくんじゃない!
・何かあればすぐに逃げるから?
→(私の欲求)どうして、いざって時にすぐ責任逃れして逃げるんだ!責任ある立場なはずなのに!
とまあ、こんな感じで日々イライラ・・・イライラ・・・
そして、自分の中に置いているはずの「余裕」というスペースがイライラで埋まってしまい、
しょうもないミスをしたり、やる気がなくなってしまったりと、
自分の本来持つパフォーマンスにも響いてきます。
で、このままではダメだなと感じているところに、
ものすごい良いタイミングで、
尊敬する方から、アドバイスをいただいたんですよね。
このタイミングでその方とお話しさせていただくというのも、何かあったんでしょう。
人の見方を変えてみたら自分に余裕が生まれた
そしていただいたアドバイスが、
「人の見方を変えてみたら?」ということでした。
人を変えるのは難しい。
だが、自分が人の見方を変えることは簡単で、ものすごく効果のある方法なんだ。
イライラしているのは、自分が勝手にイライラしているだけのこと。
自分の特徴やペースがあるように、その人にはその人の特徴やペースがある。
チャキチャキとせっかちな人もいれば、ゆったり・おっとりしている人もいる。
誰しも、それが自分の普通。
それがあたりまえで、それが自分であり、それが個人であり、それが個性。
人と比べること自体が間違っている。
そうやって比べることで、自分の期待どおりにならないから相手に対してイライラする。
それは、自分が勝手にイライラしているだけ。
イライラされる方は迷惑な話だ。それが自分なんだから。
イライラする前に、人の見方を変えることが重要だ。
もし、人の見方を変える方法がわからないのであれば、
「この人は、こうゆう性質を持った人なんだ」と感情は抜きにして生き物を見るようにしてみると、簡単に人の見方を変えることができる。
そして現在は、その「余裕」から自分にとって多大な影響を与える様々なものが生まれ続けている。
もし、日々なにかと人に対してイライラすることが多いのであれば、
相手を変えようとするのではなく、
”人の見方を変えてみる”ことをおすすめします。