周囲を気にするなと言われても気になる
誰かと一緒にいたり同じ時間を過ごしたりしている状況で
なんとなく周りが気になって流されている時ってありませんか?
これは意見とかそうゆうものではなくて
自分の感情とか空気感が持っていかれるような感覚です
例えば
自分の近くに機嫌が悪い人がいたとして
その機嫌が悪い人のことが気になってしまう
というか
その機嫌の悪い感情や空気感がヒシヒシと伝わってしまい
まったく自分には関係ないのにものすごく感じとってしまう
なんだか自分もソワソワしてしまうような感覚です
これは機嫌は悪い人だけではなくて
寂しそうにしている人や
つらそうにしている人
普段から知っている人なら
なんとなく今日元気ないなとか
そういった周りの人の空気感を
別に感じ取ろうと意識していなくても
自然と感じ取ってしまうという
HSPの方や繊細な方に多く見られます
周りの空気を感じ取ってしまうあまりに
その瞬間から自分の感情が周りの空気感に流されてしまう
意識が色んなところに飛んでいくし
それまでやっていたことがおろそかになりがちだし
集中したいのに集中できないなんてことのしばしば
これわかる人にはわかるかと思いますが
結構疲れます
情報量が多すぎて脳もフル回転しているでしょう
もちろん目や耳で感じることもありますが
どちらかというと肌で感じ取っているという感覚
色や形で見えているというわけではないけど
空気の重さやどんよりしている感じ
このような時どうしても”その空間”に流されてしまう時があるよという方に
試してみてほしいのが
そこにある危険信号を察知したときに
一度、「その人は自分の鏡」だと思ってみてほしいのです
もちろん見た目はその人なのですが
その人の着ぐるみをかぶっている自分を見ているという感覚です
そして、なにかのお知らせとして自分に見せていると思ってみてください
自分って機嫌悪くなるとこんな風に見えてるのか
こうやって周りに嫌な空気与えてるんだな
なんかこんな自分イヤだな
こんな自分恥ずかしいな
というふうに見えてくるのです
すると、なんだかこれまで周りの感情や空気感に流されていたけど
自分を俯瞰して見ることができて
こうならないように
よりよい自分になろうと思えてきます
目の前の起こっている出来事は同じでも
捉え方で違ったものになります
その出来事をどう捉えるか
自分がどう選択するかによって
吸収できるものは違ってきます
周囲を気にするなと言われても気になるのが繊細な方
周りが気になるのは仕方がないです
というか
それはひとつの才能です
それはひとつの能力です
生まれ持った特権です
周りが気になって流されそうになったら
そのままその感情を受け取るのではなく
一度、鏡を通して俯瞰して見て感じてみる
そして、うまくその才能・能力・特権を使っていきましょう
自分で自分を創っていきましょうね