何もしなくてもいいんじゃない?
あれもこれも”しなくてはいけない”
でも
辛い
しんどい
もうだめだ
そんな時は
思い切って
何もしなくていいんじゃない?って思う
人間何もしたくない時もある
そんな時もある
僕自身もある
数年に一度大きめの”何もしたくない”という時期が訪れる
初めての何もしたくない時は16歳の頃
そう 高校一年生
中学卒業とともに引っ越しをして違う学区の高校を選ぶことに
つまり全く誰も知らない土地に引っ越した
1人も知っている人がいない環境となった
入学して一週間で学校に行けなくなった
特に嫌なことがあったとか
嫌がらせやいじめとかがあったわけではないけど
なぜか行けなくなった
行きたくなくなった
なぜそこに行かなきゃ行けないのかも意味不明になった
というか
何もしたくなくなった
それから約一年間引きこもった
環境ってめちゃくちゃ大切なんだなと思う
環境は人を変える
環境で人は変わる
とてつもなく強い意志があれば環境に流されないんだろうけど
僕自身はそんな強い意志は小さい頃から持ち合わせてはいない
常に周りの目が気になっていたし
常に周りの意見に同調していた
いつの頃からか自分の
ああしたい
こうしたい
が薄れていっていたように思う
人の〇〇を見ていいなと思い
それが自分のやりたいことだと思ってしまっていたような気がする
周りにハッキリと自分の意見を言える人に憧れることもある
周りにどう思われるかなんてどうでもいいというスタンスの人を見たら自分を持っててすごいなと思うこともある
周りの状況をガラリと変えてしまう人を見た時この人はできる人だと思うこともある
良い人と思われたい
良いカッコしないといけない
できる自分として周りに見て欲しくて背伸びして演じてみたり
知らないことをなんとなく知らないって言えなくて知っているフリをしてみたり
頼りになる すごい って思われたい自分がいたんだと思う
承認欲求ってやつ
そんなことしてもわかる人からしたらすぐにわかる
見抜かれている
そして何より自分自身が疲れる
そんなことに神経や労力を使う必要はなくて
自分は自分でいいんだと思うようになった
人それぞれ ひとりひとり 違う
状況も考えていることもやりたいことも1人として”同じ”はない
だから周りに合わせる必要はないし
自分は自分でいい
だから
何もしたくない時はしなくていい
やりたい時にやりたいことをやればいい
もしそばに助けてくれる人がいるのなら
正直に伝えてみればいいと思う
お願いって 助けてって
もしそれで断られたとしても相手に嫌な思いを抱くこともない
その答えを出すのは相手だし
自分の課題と相手の課題とはまた違う話
相手も自分も悪くない
そこでうまくいかなかったとしても別によくない?
それで一生終わる?
そこで人生終わる?
まだまだ世界は広いよ
この先まだまだ
自分の知らない感情を感じることができるよ
自分の知らない体験ができるよ
苦しくても辛くても
きっといいことある
いいことあった時に
これまでの経験があったからこそ
これまでの経験を100%で感じとることができる
それも自分だけの感覚で
自分が体験や経験しないとわからないし
周りがなんと言おうと自分を納得させるのは自分
だからいいんだよ
今やりたくなければ何もしなくても
それが今やりたいことなんだよ
今やりたいことをとことんやったらいいんだよ
そのうちまた別のことがやりたくなるから
そしたら
またそのやりたいことをとことんやったらいい
話は少し戻りますが
僕は人生その繰り返しです
数年に一度何もしたくない時期が訪れる
でも”それ”をとことん楽しんでる
そしてまた新しいことがやりたくなったらそのやりたいことをとことん楽しんでる
そうしていると生きるのがめちゃくちゃ楽になった
自分らしくいられるようになった
自分は自分でいいって心から思えるようになった
自分の環境は周りが作るものじゃない
自分の環境は自分で選ぶもの
自分の環境は自分で創るもの