なぜ人はやろうと思っていたコトができないのか
あなたにも経験がございますでしょうか?
あれをやろうと決めていたのに結局やっていなかったり、続けられなかったりすること。
やろうと決めた時は、やる気マンマンなのに、数時間後や次の日になるとそこまで・・・。
過去にもこのブログでご紹介したように思いますが、
人には、意識というモノがあって、
その意識でも、「潜在意識」と「顕在意識」に分かれています。
・潜在意識というのは・・・感情であり、体で感じていること。
・顕在意識というのは・・・思考であり、頭で考えていること。
そして、我々の各意識の割合は、
潜在意識90%:顕在意識10%
と実はほとんどが潜在意識が占めているのです。
つまり、普段頭で考えて日々過ごしているように思いますが、
実は、潜在意識が日々の行動をほぼ決めていると言っても過言ではないということ。
たとえば、「よし!あれをやろう!」と顕在意識である、思考(頭)で考えたとしても、
潜在意識にある、「めんどくさいなぁ」「やりたくないなぁ」という感情(体)があったとする。
すると、人は行動しなくなるんですね。できないんですね。
それは、潜在意識が90%を占めていて、顕在意識より潜在意識が勝ってしまうから。
つまり、「よし!あれをやろう!」より、
「めんどうさいなぁ」「やりたくないなぁ」が勝ってしまうということ。
潜在意識というのは、人それぞれ今までの過ごしてきた経験や人生から出来ているものであって、
いわば、無意識にやってしまうことや、できてしまうことなんです。
たとえば、自宅から会社へ向かう道中で通り慣れた道だったら、
「あ、ここ右だな」とか「この階段を上って・・・」
なんていちいち考えてなくても勝手に体がそっちに向かっていますよね。
それはもう日々の行動により、自分の中に会社まで行くルートが潜在意識の中に入っているから、別に頭で考えなくても勝手に体が動くんですよね。
でも始めてその道を通る時は、
「ここを右で・・・」「ここの階段を上がって・・・」
と頭で考えて意識していたんだと思うのです。
おもしろいもんで、徐々に同じことを日々繰り返すことで、その自宅から会社までのルートが潜在意識に刷り込まれて、
他のことを考えていても、体が覚えていて、その通いなれた道を自然と歩くようになるんですね。
私自身よくあったのが、車で自宅を出て、今日は用事があって右の方向に行きたいのに、毎日仕事場に行くのが左なので、ほかのことを考えていて、気づいたら左に曲がっていた・・・とか。
実はこれも潜在意識なのです。
歩くのだってそうだし、自転車に乗るのもそう。はじめは、何をやってもうまくいかなかったと思うんです。
朝起きて顔を洗うのも、歯を磨くのも当たり前のように自然にやりますよね。
これはなんでもそうなのですが、毎日のようにやっていると、
体が覚えて、習慣化され、潜在意識に入るということ。
自分がやりたいことを潜在意識に入れてしまえば、もうこっちのもんです。
だって無意識に行動してくれるんですから。
ですが、この潜在意識に入れるというのは、いきなり今日から、明日からできるものでもありません。
歩いたり、自転車に乗るように、日々の小さな行動から、少しずつ少しずつ自分の中に刷り込んでいく必要があるのです。
つまり、自分が本当にやりたいことをやるようにするには、
継続することで、体が覚えて、習慣化されると、潜在意識となり、
あたりまえにそのモノゴトができるようになるということ。
そうなればもう本当に最強と言ってもいいでしょう。
よく言いませんか?よく聞きませんか?
「継続は力なり」って。
たとえば、野球やサッカーや水泳などのスポーツも。
たとえば、ピアノやギターやドラムなどの音楽も。
たとえば、勉強も仕事もビジネスも・・・
何事も、やり続けることが「成果」につながるんです。
やり続けることが、その次、その次につながって「結果」になるんです。
継続することで、あなたは必ず成功します!!