自分は自分、人は人
「なんであなたはそうなの?」
「なんでもっと早くできないの?」
「なんでこんなことができないの?」
「もっとこうしなさいよ!」
「こうしたら、こうなるでしょ!」
「こないだも言ったはずだよね?」
「なんで・・・!?」
「ねぇ、なんでそうなの!?」
・・・
イライラ、ブツブツ、イライラ、ブツブツ・・・
いますよねこうゆう人。
これが悪いって言ってるわけではないんです。
この人を否定するつもりも更々ありません。
この人は、このように自分の中の感情を放ち、自分を保っているのかもしれません。
良いんです。この人はこれで、良いんです。
ただ私が言いたいことは、”この人のこの感情にあなたは振り回されてはいけないですよ”ということです。
つまり、自分以外の誰かの意見は、その人の感じたことから生まれたその人の意見であり、
決してあなたにとって良いものとは限らないですよ。ということです。
もし、上記の人のように相手から相談されたわけでもないのに、人にあれやこれやとアドバイスをしている人が自分の周りにいたとしたら。。。
まずはなるべく関わらないようにして、その人からの感情連鎖を受けないように自分を守りましょう。
そして、言ってあげましょう。
「あきらめてください。人は、人を変えることはできませんよ。」と。
無理に人を変えようとすると、反発が起きます。
「こうしたほうがいいよ!」「このほうがいいんじゃない?」
このような親切と思って行うアドバイスや助言など、良かれと思って行っていることも、
裏を返せば、
「あ〜この人はダメだな・・・」「そっちじゃないだろ・・・」
とも取ることができるのです。
(どんなことにもプラスの面とマイナスの面があるということ)
そして、人によりその親切なアドバイス?の受け取り方によると、「あれ?私ダメなのかな?」と捉える人もいます。
そして、人は否定されていると感じた時、嫌な気分になります。
気が強い人であれば、反発も起こるでしょう。
「なんであなたにそんなこと言われなくちゃいけないの!」って。
不幸せな状況ですよねこれって。
親切のつもりでアドバイスしたはずなのに不幸せな状況を作り出してしまってますよね。
幸せは感じないですよね。
誰かにアドバイスや助言をする時って、その人から相談されてから行うものでいいと思います。
相談されてもいないのに、自分から勝手にあれやこれや言うのは、よろしくありません。
こんなことをいうと、なんだか人に興味がなく、冷たい人と捉える人も多いのですが、
実際そうなんです。
「自分は自分、人は人」なんです。
あなたがやること、思うことは、あなたが決めて良いんです。
あなたの人生の主人公は「あなた」なのですから。