自分の現実を欲しい未来に近づけるために行うこと
目次
自分の中にある思い込みを外す
自分はこうゆう人だと思っている自己像というのは
実は自分以外の他人の価値観で生まれていることがほとんどです
「〇〇さん(あなた)は〇〇だよね」
・やさしい
・いつも元気
・悩みなさそう
・積極的
・しっかりしている
・なんでも引き受けてくれる
などなど・・・
周りがそう言ってるからなんとなく自分はそうなのかな・・・と
このように
いつの間にか自分のイメージが勝手に創られているなと感じることはありませんか?
そしてそれが『自分』と思い込んでいませんか?
例えば
「〇〇さんはやさしいよね」
と周りからよく言われるとします
それはとても素晴らしいことに変わりはないのですが
そう言われることで
どこかで『やさしい自分でいないといけない』と勝手に植え付けてしまってはいないでしょうか?
他人に言われることからの思い込みでそうなっていませんか?
それって『本当のあなた』なのでしょうか?
本当はそこまでじゃないのに
本当の自分はこうなのに
”やさしい人”という勝手につけられた看板
もしそれが自分の重りや足かせになっているのだとしたら
手放しても良いのではないでしょうか?
なぜなら
本当のあなたの可能性を閉じ込めてしまうツールになりうるから
本当にあなたが求めることが見えづらくなってしまうから
『本当の自分はどんな人?』
誰かの意見を取り入れるのではなく
素直にシンプルに
自分で自分を見つめ直してみませんか?
自分が本当に欲しい未来を表面化する
自分が本当に欲しい未来はどんなものでしょうか?
私たちは1日に約3万回もの自己対話を行なっています
この自己対話というのは
自分自身に対して語りかけている言葉です
これは声に出すというよりかは
自分では気づいていない無意識の状態で行なっています
『もう〇〇時か』
『今日のランチは何食べようかな』
『あれとあれをやらなきゃ』
これは意識している状態
そうではなく
何かをやりながらでも
自分が意識していなくても
勝手にあれやこれやと思考しているのです
頭のなかは常にフル回転している状態です
とにかく忙しいのです
そして
自分にとって重要なことじゃないこと以外は
あれよあれよという間に忘れていってしまいます
これは記憶力があるとかないとかの話ではなく
私たちの持っている
RAS(ラス):網様体賦活系(もうようたいふかつけい)といった情報を遮断するフィルターや
スコトーマ:心理的盲点(しんりてきもうてん)といった見えなくする機能が働いているからです
例えば欲しい未来があるのに
あったはずなのに
日常の忙しさでその情報が薄れていく
自分の欲しい未来のための情報が薄れていくなんて
そんなのもったいない
子供の頃に戻ったような感覚で
素直にその頭の中にある”欲しい未来の世界”を
”現実の世界”に出してあげて表面化させてあげましょう
思考の世界を現実の世界に出してあげる
あれやこれやと考えていると納得のいく考えにまとまらなかったり
頭の中で考えていても目の前の出来事をこなすことで
”結局忘れてしまっていた”なんてことありませんか?
私たちの脳はその時々の重要度の高いものは忘れにくいですが
重要度の低いものは簡単に忘れてしまうものです
だからこそ
せっかく自分の中に出てきた貴重な思考を無駄なものにしないように
思考の世界を現実の世界に出してあげるということがとても大切です
その方法はとても簡単
『紙に書き出すということ』
これは紙とペンがあればすぐにできます
この紙というステージに表面化していくことで
自分の思考を整理することができます
これは今思っている『不満』でも構いません
表面化することで自分が現在どのような思考をしているのかが明確化されます
不満については書き出した後
その紙をビリビリに破いて捨てるとスッキリします
現実はすぐに変わるものではありませんが
そのような行動をすることで
自分の解釈に変化が生まれたり
捉え方が変わったりすることで
次に進もうと自分の背中を押してくれることに繋がります
欲しい未来をイメージして臨場感を高める
今回は「自分の現実を欲しい未来に近づけるために行うこと」
という観点からお伝えしておりますが
紙に自分の欲しい未来を書き出したら
次はその欲しい未来を”イメージする”ことです
これは一度やったからといってすぐに効果があるものではありません
1日5分でもいいから
毎日自分の想像力をフルに使って
実際に”欲しい未来が手に入っている自分”をイメージしていくことが大切です
イメージしにくい場合は・・・
文字に書いたものをイメージするということが難しい場合は
『描写を見る』
ということを行なってください
描写というのはいわゆる写真や画像などの姿・形がわかるものです
自分の欲しい未来のイメージとなる写真や画像をネットや本などから集めて
コルクボードなどに切り抜きを貼り付けたりして
自分だけの『ビジョンボード』を作成します
それを家の中などの目にする場所に置いておき
視覚から欲しい未来を”描写の情報”として入れていくということです
この方がイメージしやすいかと思います
自分のセルフイメージを変える
欲しい未来を
より強く
より深く
より長く
イメージすることで
簡単にいうと脳を騙していきます
これを行なっていくことで
自分自身に対して持っているイメージ
つまり”セルフイメージ”が
『欲しい未来を手に入れた自分』に近づいていきます
これは現実にはまだ手に入っていませんが
先に”そうなっている自分”になるということです
先にそうなっている自分になる?
と言われてもイマイチわかりにくいですよね・・・
わかります
僕も初めはそうでしたから・・・
信じられずに何回もやってはやめを繰り返してきました
ですが続けているうちに
自分の中の感覚の変化に気づき始めました
セルフイメージが変わると捉え方や選択に変化が生まれる
セルフイメージが変わってくると
”欲しい未来をすでに手に入れている自分”として生まれ変わることができます
その未来の自分は
どんな捉え方をして
どんな選択をして
どんな言葉を発していて
どんな服装をして
どんな髪型をして
どんな場所にいて
どんな人と一緒にいて
どんな家に住んでいて
どんな幸せな顔をしているでしょうか?
まずはセルフイメージを変える
それが
自分の内側を変えることに繋がります
そして外側を変えることに繋がります
自分の内側が変わるから外側の現実が変わる
自分の内側が変わるということは
人や環境などが目の前にある同じ現実だったとしても
今までの自分とは捉え方や解釈が変わることで
自分の中でその現実は違うものに変化します
簡単な例でいうと
例えば
『朝6時に起床する』という現実があったとします
いつもならなかなか布団から出られないとか
起きられないということがあるけれど
・大好きな彼女や彼氏とのデートの日ならどうでしょう?
・大好きな家族とお出かけする日ならどうでしょう?
・楽しい旅行に行っている日ならどうでしょう?
喜んで起きれている自分になっていないでしょうか
『朝6時に起床する』という現実は同じですが
自分の内側が変わることでその現実は違うものになります
自分が変わると周りにいる人も変わってくる
ここまで自分の内側が変わることで
自分の目の前に起こる現実が違うものになる
ということはご理解いただけたかと思います
実はその先にさらに自分の周りに変化が訪れます
それは自分の”周りにいる人”が変化してくるということです
例えば
あなたが何か始めた時に
それを止めてきたり反対してきたりする人がいたとします
そんな中あなたが一生懸命にその物事に取り組み
楽しんだり頑張っていたりする姿を見て
止めてきたり反対していた人が
共感してくれるようになったりします
それだけでなはく
私にも教えてほしいとか
一緒にやらせてほしい
など相手が変化することもあるのです
うまくいっていないときは
”周りが批判してくることはあたりまえ”と思っておいてちょうど良いかもしれません
ですが
自分の内側が変わって行動していると
”周りに変化を生み出すこと”ができます
自分の現実を欲しい未来に近づけるために行うこと
こうして自分の内側が変わったことで
自分の現実(外側)がどんどん変化していきます
自分の現実を欲しい未来に近づけるために行うこと・・・
もうお分かりかと思いますがそれは・・・
『自分の内側を変える』ということです
”内側を変えると外側も変わる”
”すべては内側から”
変わるのは自分
変えるのは自分です