人間力
こんにちは。
今回はタイトルにもある、「人間力」についてお話していきたいと思います。
いきなりですが、ひとりの女性のお話をさせてください。
彼女は、以前働いていた会社で、僕が面接から採用に至るまでを担当させていただき、一緒に働いてもらうことになった人です。
まず思った印象としては、話を聞くのも話をするのも上手い。ということでした。
もちろんお互い初めまして。での面接で、約1・2分ぐらいですかね、対話させていただきました。
すでにその段階で、持っているものが素晴らしいと感じ、色々と話しその面接の中で即採用させていただきました。
入社してからも、とても頑張り屋さんでわからないながらにも何事にも自分からチャレンジして、短期間で様々な仕事をマスターし、周りからもあっという間に信頼される存在となりました。
・どんなに忙しかろうと常にお仕事をいただいているというスタンス
・人の悪口や文句は言わない。でも思ったことは相手に嫌味なくちゃんと伝えることができる
・わからないことはどんどん自分から解決していく
・人当たりもよく、すれ違った従業員さんからは必ずといっていいほど声をかけられる
・お客様からもとても評判がよく、すぐに名前と顔を覚えてもらう人気者
もちろん働く上で、仕事ができるという必要な部分はあるかと思います。
しかし、それ以上に彼女には、『この人なら大丈夫』という根拠のない確信みたいなものがあって、
危ない橋を渡らせても、うまく切り抜けるだろう。
例えばもし仮に、その瞬間に足りないピースがあったとしても、
試行錯誤し、臨機応変に対応してくれるだろう。みたいな謎の自信というか。(笑)
で、ふと思ったんですよね。
これって、彼女が持つ『人間力』だなって。
この人間力があると、ある意味何をしても、どんな仕事をしても、どんなチャレンジをしてもやっていけるだろうなって。
そんな彼女の、その『人間力』はどこから来ているのかな?とふと思ったことがあって、
もちろん、一緒に働く社内の人達をはじめ、様々なお客様や、お得意様や業者様とも接するお仕事で、常に周りに気を使うことも大切だし、必要不可欠。
そして、お仕事としてやらなければならない任務はみんな同じ。
そんな中でも、彼女はある意味、様々なポイントでの成果の上がり方が違う。
そんな中、彼女の場合、しっかりとした自分を持っているということに気がづきました。
これは何も、自己中心的とか、自分勝手ということではなくて、
『自分軸』を持っている。と捉えていただけたら良いかと思います。
彼女はこのように自分軸を持っていました。
・どんなに忙しかろうと常にお仕事をいただいているというスタンス
→お仕事をいただけているという感謝を日々忘れません。生活も未来の夢もかかっているのでありがたいです。
・人の悪口や文句は言わない。でも思ったことは相手に嫌味なくちゃんと伝えることができる
→本人がいないところでその人の悪口を言っても、なんの解決にもならない。それどころか、勝手に有る事無い事が生まれるし、私は悪いところがあったらちゃんと言って欲しい。だから私もちゃんと言う。
・わからないことはどんどん自分から解決していく
→わからないことや知りたいことをそのままにしておいて、得したことはない。自分で調べることも必要。プラス、聞くことで1分で解決することがほとんど。だから知っている人に聞く方が何より早い解決方法だと思う。
・人当たりもよく、すれ違った従業員さんからは必ずといっていいほど声をかけられる
→話しかけられてるというよりは、話しかけている方が多いかもしれない(笑)。人間だから日々それぞれ波があるだろうけど、ひと言話すことで、少しでも元気を与えられたらいいなって勝手に思っている。
・お得意様やお客様からもとても評判がよく、すぐに名前と顔を覚えてもらう人気者
→今やっているお仕事は、お得意先さんのご担当者や従業員の方と顔を合わせる機会が多い環境。やっぱり信頼してもらえることで、安心して任せてもらえることに繋がる。でも正直毎回必死(大笑)。
自分軸。ここに彼女の個性と魅力の『人間力』があります。
もちろんお仕事をするには、ひとりではできません。必ず誰かがいて、必ず感謝があります。
お願いする方も、お願いされる方も、お互いを思いやる気持ちと与える気持ちがあるからこそ成り立つ。
人と人が繋がり、そこに価値が生まれ、ありがとうに繋がる。
今回は、そんな『人間力』のお話でした。