嫉妬の裏には必要なものが隠れてる
■嫉妬とは・・・
自分と人の比較により生じる感情。
もう少し、深くお伝えすると、
自分より他者の方が優れている。勝っている。
あるいは、
自分より他者の方に向けられている愛情が強い。
このように認識した場合に生まれる一種のネガティブな感情のこと。
この嫉妬というのは、恋愛・職場などでみられる場面が多いかもしれません。
ですが、人生の中で、他社の生き方やライフスタイルを見て、生まれることもあります。
今回は、この『嫉妬』から学べることをシェアしていきたいと思います。
羨ましいな、憧れるなというところにもヒントがありますが、憧れすぎて嫉妬してしまうほどの事というものには、本当に求めていることが隠れているかもしれません。
嫉妬って、一般的には、ネガティブなイメージがあるし、ネガティブな感情であると捉えられていますが、
ネガティブな感情は、決して悪いことばかりというわけではなくて、瞬発的なパワーになることもあります。
そして、ポジティブな感情よりある意味、わかりやすく便利で道標になる可能性があります。
以前にもお伝えして参りましたが、ポジティブとネガティブは表裏一体で、何事にもポジティブとネガティブの面があります。
嫉妬などの一見ネガティブな感情の裏には、良い方向に向かうためのヒントが隠されているのです。
つまり、やりたいことが”そこに”隠れているかもしれないということです。
ですので、嫉妬などのネガティブな感情を感じた時には自分の内側をよく観察してみると良いでしょう。
誰かを見て、モヤモヤ・イライラ・フツフツ・ジワジワした時は、
『もしかしたらそれ、実は私もやりたいことかも?』って、
一度、アンテナを張ってみることをおすすめします。
そのひとつの嫉妬の中に、理想の形へ繋がるヒントが落ちているかもしれない。
『もしかしたら、その人がやっていることのなかに、自分がやりたい事があるかもしれない』
どうして私はあの人に嫉妬するのだろう。
フォーカスする角度を変えてみて、どこかに自分が望んでいる部分があるのかもしれないという角度で見てみる。
妬むのではなく、一度リスペクトの目線で見てみる。
そうすることで、相手の
・良い部分
・うまくいっている部分
・他の人がやっていない、その人が行っている工夫
などのポイントが見えてきます。
これって実は、自分の可能性を広げる材料になります。
そう、捉え方を変えるのです。
「比較」ではなく、「注目」する。
決して悪いところをマネする必要はありませんが、
良いところも悪いところも自分に活かせる部分は必ずあります。
人生のヒントって、実はそこらじゅうに転がっています。
目の前にあっても、見えていないだけか、嫌な部分が見えてしまっているのかもしれません。
それは、自分の中で『必要ないもの』と思っているから。
『必要』と認識すれば、意識が変わり、必要な情報が見えるように、勝手に入るようになってきます。
例えば「あの服靴欲しいな」と思ったら、今まで気にもしていなかったのに、街中や電車の中でその靴を履いている人がやたら目に入るとか。
それは自分の中で『必要』と認識しているから、脳が勝手に必要は情報を見せてくれているのです。
ただ嫉妬するだけではもったいない。何を受け取るかは自分次第。どうせなら良いように捉えましょう。
今一度、嫉妬の中に、自分にとって『必要なもの』がないか、観察してみると良いですね。
1日24時間、愉快にするか不快にするかどうかは、自分で選択できる。