目の前に起こっていることはただの出来事
今、私たちの目の前に起こっていることって、
ただ起こっているという事実があるということ。
それに対して、楽しい・嬉しい・悲しい・苦しい・寂しいなどの
私たちの様々な感情を付け加えて、自分の色眼鏡で見て判断している。
だから、同じ出来事であっても、人により感じ方も違えば、
その時の自分の状況によって、感じ方が変わったりするなんてこともある。
それって、それぞれがそれぞれの色々な経験しているからこそ。
今日は昨日までの過去からできていて、
何を見て、何を感じてきたか。というそれぞれの経験によって物事を捉えている。
例えば、
初めて出会った人がいたとして、
この人は、こうゆう顔しているから、こうゆう人だろうな。
この人は、こうゆう雰囲気持っているから、こうゆう人だろうな。
この人は、あの人に似ているから、こうゆう人だろうな。
これって、今まで出会ってきた人の、”自分の中のデータ”で勝手に判断してしまっていませんか?
その判断により、人生における貴重な出会いを捨てているかもしれない。
もしかしたら、
もっと良い出会いがあったかもしれないし、
もっと高めあえるお仕事に繋がる知り合いが増えたかもしれないし、
もっと素晴らしいパートナーと出会えていたかもしれない。
ちゃんとその人を知る前に、毛嫌いしてしまう。
そうだとしたら、もったいないと思いませんか?
もちろん、ちゃんと知ってから自分とは合わないとか、
関わるべきではない。と判断したのなら、それは大切なことだと思います。
マウントとってくるような人とか、常にイライラしてる人、ネガティブで何もかも否定してくるような人、自分が疲れてしまう人と一緒にいる必要はありません。
ただ、第一印象とかだけでその人を”知ったつもり”で判断することは、もったいないなと思います。
物事に関しても同じで、
自分の目の前に起こっている出来事が、
自分のチャレンジしてきたことや、失敗の数や、経験などにより、
その時の自分の状況により、良く見えたり、そうじゃなかったりすることもある。
例えば、今自分の年収が300万円だったとする。
その状況だったとしたら、スーパーに売っている「シャインマスカット ¥3000/一房」はものすごく高く感じます。
しかし、今の年収が3000万円だったとしたら、その「シャインマスカット ¥3000/一房」は高く感じるでしょうか?
このように、「シャインマスカット ¥3000/一房」は何も変わらない事実。
スーパーに売っているという、目の前に起こっていることはただの出来事であって、
良いか悪いかは、その時の自分の感情が決めています。
つまり、これから先どう感じるものにするかは、自分次第で変えていけるということ。
現実は、自分で変えることができる。
未来は、自分で変えることができる。